それでもやっぱり旅が好き

本とカフェとお散歩と!ポートランドが可愛すぎた

シャスタに続いて訪れたポートランドの旅日記!

ポートランドの街は可愛くて、でもたくさんのギフトをもらった素敵な時間だった。

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【5日目】まわり道には思いがけない幸せがある?

空港でリチャードとお別れして、アラスカ航空で、メドフォードからポートランドまで1時間。

到着日はもう夜だったので、ホテルへ直行!

ポートランドはアクセスが結構わかりやすいから一人でも安心なのです。

ここでは一応2泊だけど、1日目は夜着だし、最終日は午前発のフライトだから、実質の滞在日は1日のみ。

 

ということで、この日は早起きして、気になっていた朝ごはんを食べに行くことに。

通り道に人気のドーナツ屋さん”ブードゥードーナツ”を見つけて思わず立ち寄る。

ここはいつも行列ができるらしいんだけど、朝早くに行ったから、待たずにすぐ買えちゃった!

店もドーナツもお姉さんも可愛い。。。なんなんだ。。。

 

お目当のマザーズビストロで、ハーフの”ワイルド・サーモン・ハッシュ”を食べたのだけど、美味しくって幸せすぎた。。。

 

朝から家族で朝ごはん食べに行くって素敵だなー

そして、みんな優しい!日常に、人との関わりがあれば、人間は孤独にはならないんだね。

日本はサービスを省略して結局どこに向かってるんだろう?

 

ご飯を食べたら、観光に繰り出す!1日しかないから詰め込みなのだ笑

バスチケットを買って、ピトック邸とポートランド日本庭園をめざす。

コンパクトな街なので、頑張れば1日でメインの観光地は巡れてしまうくらい。

数日ある人は、自然も近いのでアクティビティに行ったり、マーケットに行くのがおすすめ。

 

ピトック邸、実はあまり期待していなくて、正直そこからオレゴン富士と呼ばれるマウントフットとポートランドの街並みを一望できる展望所が目的だったのだけれど、まさかの、クリスマスデコレーションでお部屋が可愛すぎて感動だった!

 

しかも今年のテーマはディズニー!テーマでお部屋を飾るって素敵だなー

そうだね、クリスマスって誰にでも楽しいものだった。

忘れてたわけじゃないけど、じんわり思い出した。

 

日本庭園は、、普通だった。隈研吾さんが手がけたラウンジとかもあるんだけど、やっぱり、日本庭園は日本で見る方がいいかな。

 

一回ホテルに戻って休憩したら、午後はお買い物とカフェタイム!

の前に、有名なこの本屋は外せない!ということで、世界最大のインディペンデント系書店と呼ばれる“パウエルズブックストア”に立ち寄る。

 

ここがまた楽しすぎて、ちょっとのつもりが出られない笑

こんな本屋さんが歩いていける範囲にあったら素敵すぎるなー

グッズも本もカフェも、そして地元感も!

日本にある蔦屋書店も好きだけど、ここはもうちょいローカルさを残しつつおしゃれな感じ。

迷路みたいな空間にたくさんの本が並んでいて、日本だったら絶対通うなーって思った。

 

お土産にいいなと思っていたのが、「ムーンストラックチョコレート」と「ジェイコブセンソルト」。

でもThanks Giving Dayにどかぶりしてて、お店が開いてなーい!

結局パウエルズブックストアのご当地グッズと空港のお店で買えたんだけど、やっぱし次は直営店に行ってみたいなー

そして、ポートランドは全米NO.1のコーヒーの聖地とも言われていて、素敵なコーヒーショップがたくさん!

行きたいお店がたくさんあるんだけど、そんなにコーヒーばっか飲んでるわけにもいかず。。。笑

私がこの日訪れたのは、ケーススタディカフェというお店。

そしてそこでのコーヒーが美味しすぎた。。。(ここはフレーバーシロップの追加がおすすめだそう!)

 

ほっと一息つきながら、気づけば毎日色んなことを詰め込んでるなーと。

行きたいお店に頑張って行ったらお休みだったりする一方で、でも近くに素敵なお店があったり。

そんなに急がなくても結果は同じなのかもな。

今ある時間を大切に過ごせる勇気を。

そして、全部手に入れよう、じゃなくて、本当にほしいものを優先しなくちゃね。

 

帰り道に、かの有名な?エースホテルによって写真をパチリ!

あんまり凄さは分からなかったけれど、ポートランドといえばこのホテルらしい。

隣にスタンプタウンコーヒーが併設されてるんだけど、お腹いっぱいで飲めず、、

でもやっぱり気になったので、翌日空港店でモーニングコーヒーをいただきました♫

 

わたしが泊まったホテルは「マークスペンサーホテル」というところだったのだけれど、ロケーションも抜群だし、ティータイムはお茶とお菓子がつまめるし、夕方には無料のワインセレモニーがあって、おもてなしが最高だった。

(セレモニーといっても、ラウンジが解放されている感じのラフさ)

ふらっと立ち寄ったら日本人の人が居て、話の流れで飲みに出かけることに!

 

ポートランドと言えば、クラフトビールでしょ!

ということで、パブ?に入ってみる。

 

わたしより少し年上の男性は、駐在でこっちに来ているそうで家族旅行だったそう!

そして、もう一人、年配の女性の方で、娘さんがこっちに暮らしているので、遊びに来たところ。

全然若く見えるし、ゲストハウスでいろんな国の人と絡んでたし、めちゃくちゃ楽しそうだった!

話を聞いていて、いくつになっても生きることを楽しんでいる人がいるんだなーって思った。

 

酔っ払ってすっごい楽しい気分でホテルに帰って、そのまま寝落ち笑

してたんだけど、ふと目が覚めたら、なんか突然すごい色んな感情が押し寄せてきた。

 

すべてはわたしが世界をどう見るか、どう働きかけるかで変わってくるんだな。

わたしたちはきっと、表現したくてこの世界に生まれてきてる。

なのに、これまでのはわたしは「こういう人間ですよ」って表現してこなかった。

なのに、なぜ周りに理解してもらえると思ってたんだろう?

 

素敵な人を見て「あの人とわたしの差はなんだろう?」ってよく思っていた。

今ならわかる。一番の差は「自分を表現してるかしてないか」だ。

わたしはこういう人間なんだって、こういう未来を描いてるんだって、だからあなたが必要なんだって。

いいことだって自分で伝えていかないと届かない。

すごいことをしていても、ちゃんと伝えないと届かない。

そして、その想いを理解してくれる人が増えればそれは力になる。

 

10月にドカンと落ち込むことがあって、ずっと何でだろうって思ってた。

でも、こんなに大きな痛みをもってでもわたしに伝えてくれたのかと思うと感謝が湧いてくる。

わたしたちは、行動してこそ現実になる星に生まれてきた。

だから、ちゃんと自分の想いとか望みを表現していかないといけないんだ。

今年のはじめに、やりたいことはやると決めて、動いたこと。心の声を聞きたいと思ったこと。

そこからすべてが加速しはじめた気がする。

そして学んだことは「表現すること」だった。

何度も何度もメッセージをもらっていたことに今やっと気づいた。

もうひとりのわたしが喜んでるのがわかる。きっともう大丈夫だね。

 

そういえば、デルタ航空ではウェルカムカクテルが振舞われるんだけど、ちょっとしたアクシデントによりボトルでシャンパンをもらい、シャスタではご当地ビールをもらい、ポートランドではワインセレモニーでタダでワインが振舞われ、夜にはクラフトビールを飲みに行き、なんかわたしこの旅アルコールばっかもらってる笑

新しいわたしに乾杯ってことにしちゃおう。

(あとで聞いた話だけど、アルコールが入ってくるのは、理性を飛ばしたいからじゃない?だって!)

 

最近の旅は、目的以上のギフトと、自分でも気づいていない隠されたテーマがあったりして、本当にすごすぎる笑

【6日目】さよなら。ありがとう。そして未来へ

帰りは午前フライトなので、朝8時にはホテルを出発!

空港に向かう途中に見えた朝日がわたしを包んでくれて。

射し込む光があまりにも美しくて涙が出た。

ちょっと頑張ってでも来て良かったなー

この純粋なわたしを忘れないようにしよう。

 

せっかくなので空港で朝ごはん!

ケニーアンドジークスでサンドイッチを買って、スタンプタウンコーヒーでコーヒを買ったよ!

どれも全部美味しくて、すごい幸せな気持ちになった。

ポートランドには1日しかいなかったけれど、本当にいいところだったなー

街にただよう雰囲気が優しくって好きだった。

 

そして、まだ終わらない!笑

帰りのデルタの機内で、メリーポピンズ2を見たら、これまた素敵すぎて号泣しちゃう!

 

「メリーポピンズはいつまでいるの?」

「扉が開くまでいるわ」

 

「(♪)想像力を信じられないの?

はしゃいで脳みその汚れも流しちゃえばいい

世界はきらめくおもちゃ箱だと思う人もいる

宝物求めて海賊は大人にならない旅を続ける

毎日発見をする人たちは大空に羽ばたくの

重りを身体につけて沈んでしまう人もいるわ

毎日の隙間に楽しみがあるのよ」

 

「どんなことだってできるのよ。ありえないことでも」

 

「冒険に出かけるのよ。質問しすぎたら台無しじゃない」

 

「(♪)美しい表紙に騙されないで。何よりも中身が大切、じっくり読んでね」

 

「(♪)なくならないものはなくすことはない

永遠に消え去るものはこの世に一つもない

何一つなくならないこの場所にいないだけ」

 

「今日のことは今日やるのがいちばん!」

 

「後ろばかり見ていてどこに行くか考えてない」

 

「(♪)道に迷ったときは小さな灯りを探してみればいい

暗闇に負けるか、小さな灯りを一緒に灯すかわたしたちはいつでも選べる

胸に小さな火花があれば道は尽きない

世界が闇でも君が輝けば照らせるさどこまでも

苦しいときこそ君が輝こう

その炎尽きないから

小さな火を灯せ」

 

「世の中には考えすぎる人もいる。人生は風船、中身次第だよ」

 

「(♪)希望とか豊かな夢で満たせばすぐ風にのれる

歌声で満たされたら舞い上がるしかない

夢の魔法消えないうちに舞い上がるしかない」

 

「気をつけて選んで。間違っちゃう人も多いから

自分にぴったりの風船を見つけて

ピンときたものを見つめてみて」

 

「(♪)あなたの素顔見えたなら

心軽く羽のように舞い上がるしかない

遥かな夢輝く日々今思い出した

青空に心さらわれて舞い上がるしかない

全部本当だった空想したこと

生きることが愛おしくて舞い上がるしかない

立場変えて認め合えば舞い上がるしかない

笑顔で手を繋ぎ合えば舞い上がるしかない

どんな時も愛があれば舞い上がるしかない

大人たちは明日になれば忘れてしまう

そうなにもかも完璧ね

またこんなワクワクした気持ちになれるとは

扉は2度と開かないかと思ってた

だからその愛を抱きしめ離すな

奇跡が舞い降りるから」

 

平原綾香の歌声もとっても素敵で、最後にまた洗い流された気がした。

 

最後、メリーポピンズは扉が開いたことを知って、元の世界に帰っていく。

きっと、わたしの扉も開いたってことだ!

 

なぜか帰りの飛行機は窓側2席独り占めで、すっごい贅沢な旅だった。

そして、日本に到着して見た夕陽もこの上なく美しかった。

 

【7日目】自分の気持ちに気づくことを、私たちは心から願っている

翌日、目が覚めて思った。

たった1週間の旅だったけれど、この1年自分に起きたことを全部幸せだと思えるようになった。

世界はいつもわたしを見ているし、わたしが気づけば、扉はいつも開かれている。

あとはわたしが受けとるだけだった。

この世界に生まれてきて良かったな。

 

今のわたしは、わたしのことを大好きだなって思う。

そして、これから出逢う人たちはきっとみんな幸せのど真ん中にいる人たちだ。

自分が幸せな気持ちに包まれているなら、幸せなことしか起こらないはず。

 

今年、色んな場所に顔を出していて思ったのは、人が自分の良さに気づく瞬間って素敵だなって。

思い出す、の方がしっくりくるかも。

素直な自分の気持ちに気づくことを、私たちは心から願っているんだね。

日々の生活にはあまりにも雑音が多くて、わたしたちは大切なことを忘れてしまうから。

今年1年キレイな涙をたくさん見てきたら、この世の中には良くなりたいって思う魂がたくさんいるんだなって気づいた。

わたしはそのサポートをしていくんだなって。やっと意味がわかった気がする。

 

わたしもたくさんの涙を経験した。でも涙はすべてを洗い流してまっさらにしてくれる。

わたしたちはみんなありのままで素晴らしい。

この世界に生まれてきたくて生まれてきたのだから。

そして、人生はいつもこちらを見てほしいと思っている。

世界はいつもわたしを見てくれていたのに、見ていなかったのはわたしの方だ。

 

さぁ。扉が開いた世界はどんなワクワクに満ちているんだろう。

わたしはまず、この世界に生まれてきて良かったよって伝えることからはじめよう。