教育について考えてみる

その人の光が輝きだすまで待つ

令和という時代が少しずつはじまっていく

今日は即位の祝いのパレードの日だった。

お天気もとても良くて、なんだか日本中がお祝いムードでとってもいい空気だった。

令和を迎え、雅子さまの笑顔が輝くようで、その姿を見て感慨深い気持ちの人も多いのではないかな。

この国が、こんな素敵な人を皇后に迎えられたことを本当に誇りに思う。

 

天皇陛下が雅子さまでなければ、と思ったのは、きっとこの国の未来を共につくっていくのはこの人しかいない、と思ったからなのだと思う。

6か国後を操り、世界の儀礼についても詳しい、そして相手を思いやれる優しさ。

新しい皇室の在り方をこれから見せてくださるのだと思うとワクワクする。

 

テレビでふと目にした雅子さまのスピーチがとても素敵だった。(全文がないのだけど)

「外国の文化に触れることはとても大切。

人としての見識を深めてくれる。多くの学びをくれる」

というようなことを話されていたように思う。

私は今まさに留学の仕事をやっているので、改めて大切な仕事だなぁと思わされた。

これをきっかけに海外で学びたいと思う人が増えればいいなと思う。

それは日本をないがしろにするということではなく、世界を知ったうえで、この国を大切にしたいと思う人が増えれば、もっとこの国はよい国になると思うのだ。

 

2020年度入試改革にまつわる混乱と、それに伴う会社の動きには本当に違和感しかないけれど、本当に世の中にとって必要なことであれば、きっと目に見えぬ後押しがあるはず。

わたしは自分が大切だと思うことをきちんと実行できる人になろうと思った。

 

そしてもうひとつ。雅子さまが皆に愛される理由。

相手にとって自分が大切に扱われていると感じさせる力、だ。

それはきっと人との関わりの中でとても大切なことであると共に、教育にとっても大切なこと。

1人の人間として大切に扱われた人間は、きっと素敵な大人になると思うのだ。

そういう人間関係が育まれるよう、わたしの周りからはじめないとな。

「お食事ゆにわ」から学ぶこと

昨日近くに出かけるきっかけがあって、ずっと行きたかったお店Teas Üniwa 白金 & 斎庭 Salon de théにお邪魔してきた。

春に山梨で参加した上映会をきっかけに知った「料理人ちこさん」。

突然参加することになったのだけれど、涙が出るほど感動させられた。

ずっと大阪のお店に行ってみたかったのだけれど、東京にカフェがあることを知って、行ってみることに。

ご飯は、、期待しすぎたかな?という感じだったけれど(笑)、スムージーはめちゃくちゃ美味しかった!

そしてこういうお店なのに、女性より男性が多くてびっくりした。

本もたくさん置かれていたので、いくつか買って帰ったのだが、その日のうちに読んでしまった。

そして、改めてその思いに触れて、心を新たにさせられた。

 

ちこさんは料理人なので、基本的には料理のことを書いている。

しかし、その教えは学習塾からはじまっているからか、人を育てることにつながっていく。

調味料でごまかすのではない、素材を大切に扱い、素材そのものが光を放つまで待つ。

そうすれば素材はそれだけで美味しくなるから、と。

 

人を育てることも同じではないだろうか。

気のある食べ物を食べさせることで愛を注ぐ、ただありのままの姿を受け入れ見守る、そして相手の心に光が灯るのを待つ。

見返りを期待せず、ただひたすらに愛を注ぐ、そしてその人が自分で輝きだすまでひたすら待つ。

簡単なようで誰にでもできることではない。

でもこれはわたしがこの先、やっていきたいことでもあるので、とても心に響くものだった。

 

わたしは、20代の頃、仕事でボロボロだったときに断食に行って、気づかされたことがある。

食べることはものを胃に入れることではないのだ。

食事をする、ということは、食材が持つ気(光)を取り入れるということなのだ。

大切に心を込めてつくられたごはんを食べることは、わたしを大切にすることにつながる。

命をいただくということに、いかに鈍感になっていたかを思い知らされる経験だった。

 

だからこそわかるのだ。

食べることをおざなりにしていた自分は、生きることを大切にしていなかったのだと。

きちんと食べること、そして、きちんと眠ること。

自らのエネルギーが整っていてこそ良い志を持つことができ、はじめて相手にも与えることができるのだ。

 

今週、すっごく深く寝ていて。

そしたら心が中庸に戻ってきた気がする。

変な欲がそぎ落とされた気がする。

不思議といろんなヒントをもらえた1週間だった。

 

自分が役割として決めて生まれてきたこと。

最近、それに少しずつ近づいているような気がしている。

自分の志が、会社のアセットを使って、実現できるならその場所にいたらいい。

でもそうでないなら、自分の想いがくすんでしまうくらいなら、その場所から離れた方が良い。

 

自ら光を放つような人になろう。

その光で周りを照らせる人間になろう。

曇らぬ心でいれば、きっと世界は輝いてわたしを迎えてくれるはず。

もう落ち込むことも、未来に落胆することもない。

すべては必要だから起こっていること。

何かの気づきのために起こっていること。

立ち止まりながら、心を整えながら、またここから歩いていこうと決めました。

 

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